2014年11月25日

休日の課外授業

こんにちは。施工管理課の井出です。
もう12月間近、あっという間に今年も終わってしまいそうですが、
この季節、雪山が好きな私はワクワクしております。

今回は先日、リフレッシュ休暇を頂いたときのお話をさせて頂きます。

私は、休みとあらば、趣味の家具造りに没頭します。
今回は、学生時代からの知り合いが飲食店をOPENさせるとの事で、
お祝いに、お店で使うテーブルを造ることとなりました。

ですが正直、1人では難しい。というか造れなさそうです(汗)
しかも2台。

そこで!今回は学生時代からの友人が家具職人をしており、
その友人に工房を借りて手伝ってもらい・・・
ほとんど教えてもらいましたが (笑)、造って参りました!


まず材料は杉を調達しました。
お店のテーブルには少し柔らかいですが、
内装で杉を多く使用していたので、そちらに合わせて。

20141124CRIkagaijugyou1

天板はこれらを4枚をはぎ合わせます。
1枚1枚削り出し、色味のバランスを見ながら4枚ずつ並べます。
何度も並べ替えましたが、このバランスが1番良さそうでした!

20141124CRIkagaijugyou2

1枚1枚の木の間には、ビスケットと呼ばれる部材を入れて、
ボンドをしっかりと入れました。
作業に夢中で写真を取り忘れてしまったので、イメージ写真です。
名前の由来は、お菓子のビスケットに似ているから。そのまんまです。

20141124CRIkagaijugyou3 20141124CRIkagaijugyou4

それを、はぎ合わせるためにプレス機という機械で上から圧力を掛け、
接着出来るまで乾燥させます。今回は、まる1日乾燥させました。
ここでしっかりと圧着させないと、後に開いてしまう事があるので、
重要な過程です。

20141124CRIkagaijugyou5

次に脚の部分の部材を、残りの材料から切り出します。
はめ込んで組み上げられるようにホゾ加工をしておきました。

20141124CRIkagaijugyou6 20141124CRIkagaijugyou7

これで、やっと使用する部材が完成しました。
これらを一気に組み上げます。

20141124CRIkagaijugyou8

そして、最後にウレタン塗装を施し、無事に完成することが出来ました!
家具職人の友人のおかげで、なんとかカタチになり、
今は無事にお店で使用してくれています。

20141124CRIkagaijugyou9

今回は、普段の仕事では体験できない
貴重な経験をすることが出来ました。
勉強になることばかりの充実した
リフレッシュ休暇を過ごせました。

造り方は、なんとなく知っておりましたが、
知っていること、それを実際に行うとでは、
全く違う事なのだと痛感しました。
(当たり前ですが・・・)

終止、友人に助けてもらってばかりでしたが、
天板の色味のバランスは我ながら良かったと思います!

20141124CRIkagaijugyou10 20141124CRIkagaijugyou11


施工管理課 井出

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2014年11月18日

続・日光

こんにちは、施工管理課 早川です。
11月も後半に入り、冬がそこまでやって来ている感じがします。

前回に続き、リフレッシュ休暇にて30年ぶりに訪れた
日光の話をさせて頂きたいと思います。

日光へ訪れたのは、9月中旬でしたが、さすが日光、
宿泊した旅館の庭の木々が色付き始めていました。
まだオムツの取れない娘と、気兼ねなく温泉を堪能する為に、
ちょっと贅沢をして、露天風呂付の部屋を予約しました。

2014.11.17CHS rotennfuro

2014.11.17CHS ofurokaranonagame
 
お風呂の前の池には鯉が泳ぎ、
その向こうには色付き始めた木々が…
なんとも贅沢な時間を過ごさせて貰いました。

温泉で温まった後に、娘とのんびり庭を散歩していると、
赤とんぼがいっぱい飛んでいました。
人差し指を立ててみると、指先に止まるじゃありませんか!
私も!私も!と、しきりに娘がまねをしていました。

2014.11.17CHS ryokannniwa

泊まった旅館の庭で、早々と秋を感じる事が出来ました。

次の日は、マイナスイオンたっぷりの滝めぐりをしました。
これまた、修学旅行の定番コースです。

いろは坂を上り、目指すは華厳の滝。
と、その前に、日光一の展望と言われる明智平展望台に寄り道です。
明智平からロープウェイで展望台に登ると…

2014.11.17CHS akechitaira

2014.11.17CHS akechitairakara
 
華厳の滝と、その向こうに中禅寺湖を望む事が出来ました。

そして、華厳の滝へ。

2014.11.17CHS kegonnnotaki
 
先ほどの雄大の景色とは打って変わり、
97mを一気に落下する水の爆音と、
滝つぼで弾ける水しぶき、迫力満点でした。

次は、竜頭の滝です。

2014.11.17CHS ryuuzunotaki

2014.11.17CHS ryuuzunotaki2
 
滝をバックに写真を撮っていると、
修学旅行中の小学生に声を掛けられました。
『シャッター押しましょうか?』
思いがけず、家族写真を撮る事が出来ました。
気が利く子に出会えて、ほっこりした気持ちになっていると、
なんと、茅ヶ崎の小学校の子でした。
神奈川県民として、なんだが誇らしげな気持ちになりました。

最後は、湯滝です。

2014.11.17CHS yunotaki
 
ですが、、、
湯の滝を前にしても30年前の記憶が蘇りません。
30年前の修学旅行では、季節外れの雪が降り、
奥日光にある湯滝までたどり着けなかった事を思い出しました。
と言う事で、初の湯滝です。
湯滝は、滝つぼの目の前まで近づけます。
滝が自分に迫ってくる様で、迫力満点でした。

ゆっくり温泉につかり、マイナスイオンをたっぷり浴びて、
心身ともにリフレッシュが出来ました。

施工管理課 早川


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2014年11月11日

薪ストーブのメンテナンス

11月も半ばに近づき、かなり冬らしくなってきましたね。
急に寒くなって、関東でも木枯らしが吹いたそうです。
暖かさが恋しい季節になりましたが、皆さんは風邪などひいていませんか?

今週は、今年の冬は寒さが厳しそうで、
今からかなりビクビクしている大坂が書かせて頂きます。

この1週間では、
木造軸組検査が1件、木工事完了検査が2件、
外装完了検査が1件ありました。

それ以外に、太陽光発電システム設置工事が2件完了しました。
(この太陽光発電システムの当社の取り組については、
また別の機会にご紹介したいと思っています)

さて、以前にこのブログでも自邸の紹介をさせていただきましたが、
今回は自邸の薪ストーブのメンテナンスのお話です。

どんな機器でもメンテナンスは必要ですが、
特に薪ストーブは定期的なメンテナンスが不可欠です。

煙突の内部の掃除がまず大切で、
これが詰まってしまうときちんと燃えませんし、
安全にも関わってきます。

ひどい場合には、内部にこびり付いたタールやススに着火し、
煙突が燃えてしまうこともあります。

さらに、扉の隙間を埋めているガスケットを交換したり、
二次燃焼をさせるための触媒を入れ替えたり、
メンテナンスの項目は多岐に渡ります。

自邸の薪ストーブはまだ2シーズンの使用ですので
少し早いのですが、先日専門の職人さんに
全体的なメンテナンスをお願いしました。

まず、ビフォーの写真。

2014.11.11Jstove1

自邸にはこんな感じで薪ストーブが据えられています。
まだそんなに汚れてはいませんが、前扉のガラスはススで曇り気味です(汗)

それを養生します。

2014.11.11Jstove2

この養生は、外部から煙突内にブラシを通してススを落としたときに、
煙突の繋ぎ目などから室内に出てこないようにするためのものです。

で、煙突掃除の様子は、一緒に屋根に上って夢中になって見てたもので、
写真をとり忘れてしまいました(スイマセン)
ちなみに、煙突内はとてもきれいな状態でした。

続きまして、本体の掃除と、ガスケットや触媒のチェックです。
まず全体的に埃やススを掃除します。

2014.11.11Jstove3

その後、天板をはずして内部を掃除しながら不具合が無いかもチェックします。

2014.11.11Jstove4

自邸の薪ストーブは、直接煙突への排気と触媒を
通過させて二次燃焼させる排気を切り替えるタイプなのですが、
その切り替えがここで行われます。

2014.11.11Jstove5

写真の真ん中の丸い蜂の巣状のものが触媒です。
排気が通過する箇所なだけにスス汚れはありますが、
こびり付いたタールのようなものは無く、比較的良い状態。
触媒の交換もまだまだ先で良さそうです。
切り替え蓋や触媒も外して、隅々まできれいに掃除してもらいました。

2014.11.11Jstove6

前扉は最も動かす部品です。

2014.11.11Jstove7

締めたときの気密性も大切で、パッキンにひも状のガスケットが付いています。
まだ交換するほど劣化してはいないのですが、
より気密性を増すためにひと回り太いタイプに交換していただきました。

2014.11.11Jstove8

他の扉や灰受けトレイなども取り外して掃除していきます。

2014.11.11Jstove9

内部の灰も隅々まで取除いて、すっかりきれいになりました。

2014.11.11Jstove10

扉などの閉まり具合も調整しながら、全ての部品を戻していきます。
仕上げに全体にポリッシュを塗りながら磨いて、

2014.11.11Jstove11

前扉のガラスをきれいに拭き上げたら、完了です。

2014.11.11Jstove12

おかげさまですっかりきれいになりました。

2014.11.11Jstove13

このくらいの使い方と頻度なら、プロにお願いするのは
3年ごとのメンテナンスで大丈夫そうとのことでした。

実際にメンテナンスの内容を目にして、なかなか大変な
作業だと実感しましたが、逆に愛着が沸くとともに
しっかりとメンテナンスをすれば長く使い続けられる
ということも強く感じました。

次回にプロにお願いするまでは自身でしっかり手入れをして、
これからも我が家と家族を暖めて欲しいと思っています。

きれいにリフレッシュした薪ストーブにまた火を入れるのが楽しみです。

施工管理課 大坂


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