2010年01月19日

エッセンス

こんにちは。施工管理課 平野です。
新年が明けて、もう半月を過ぎましたね。
本年もよろしくお願い致します。

年末年始は特にどこかに出掛けたということもなく、
両親や親戚のところに子供の顔を見せに行き、
昼間からお酒を飲んだりして(笑)、のんびりと休ませて頂きました。

今回は現場から少し離れて、私がハマっている事「料理」について
お話させて頂きます。

1年くらい前から、休日のご飯を作るようになりました。
最初は妻のつわり中に、必要に迫られ作っていた料理でしたが、
いつの間にか楽しくなってしまい、
自ら進んでキッチンの前に立つようになりました。
また、多くの建築家の著書やブログなどで、
料理に関することが書いてあることが多いということも、
好きになった要因のひとつかもしれません。

やっているうちに、自分の仕事と通じることに気づきました。
限られた予算(材料)・スペース・時間のなかでモノを作り上げる。
一品だけ、というのも寂しすぎますから、
何品か作るとなると効率よく作業しなければなりません。
設備も限られているので、段取りよく進めないと「手待ち」になって
しまいます。
・・・・なんだ、これはもう現場と同じゃないか!
さすがに「今日の夕飯工程表」は作りませんが、
献立を決めた時点で頭の中で段取りを組んで進めます。
「あぁ、春雨ゆでるの忘れてた・・・」なんてこともしばしば有りますが、
現場監督としての良い鍛錬にもなっているような気がします。
(ある意味これも職業病でしょうか?)

それとやはり、男子たるもの道具にはこだわりたい。
腕はなくても形から!
チャーハンにハマった私は、テフロン加工のフライパンでは物足りず、
ついに鉄の中華鍋(北京鍋)を購入してしまいました。
   中華鍋&おたま
この中華鍋は、一枚の鉄板を何千回もハンマーで叩いて形作る
「叩き出し」という製法で作られているそうです。
この武骨な感じがたまりません。

取っ手も一体だから布を巻かないと持っていられないし、
使い始める前に空焼きして表面の錆び止め塗料を焼ききったり、
油をなじませなければいけなかったりと、
正しく使うには手間がかかります。
以前、設計課の桜井チーフのブログで登場した、 無垢の床板みたいな
ものでしょうか。手間がかかるだけに愛着が沸くことだと思います。
そして、使いこなすのにも時間がかかりそうです。
さしずめ腕が良いけどクセのある職人さんのよう。
簡単には使いこなさせてくれなさそうです。

生活の中に、何か自分がこだわりを持ったものを取り入れることは、
ちょっとしたエッセンスになって楽しいものです。
そんなモノや空間をつくるため、今年も精進します!

(おまけ)
先日、一年点検でお伺いしたY様に
「あんまりカタイ内容ばかりじゃなくて子供の写真とかも載せて!」
と言われていたので、親バカ写真載せちゃいます。

ここみ    
くしゃくしゃの笑顔!


施工管理課 平野

posted by sekou at 11:36| Comment(0) | Hirano(設計課へ引越し)
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