こんにちは、施工管理課の平野です。
箱根の方は紅葉が見頃になっているようで、
先日は小田原厚木道路の出口手前まで渋滞してしまっていました。
現場へ急ぐ身としては正直、いい迷惑だ!
なんて思ってしまいましたが、やはり紅葉は魅力的ですね。
余談ですが、中学生の頃に所属していた
バスケ部の顧問の先生を思い出しました。
生活指導担当のおっかない先生で、
練習に気合が入っていないような生徒は呼び出され、
太ももにバチ〜ン!!と平手打ちをくらわされていました。
鮮やかに赤く手のひらの跡がつくことから、
通称「もみじ」と呼ばれ恐れられていました。う〜ん懐かしい。
さて、先日はSAREX(住環境価値向上事業協同組合)の
現場監督鍛錬塾第2期に行ってきました。
先月と同じく2泊3日みっちりと講義を受けてきました。
特に印象に残ったのが構造関係の講義。
「構造は力の流れをイメージすることが大切」と。
特に私たちのようなリフォームの仕事においては
目の当りにする機会が多く有ります。
実務に戻って、早速いいタイミングの物件があったので
それを意識しながら見ることが出来ました。
「木構造」
柱を抜く・移動するなど既存の構造をいじるようなリフォームでは、
解体工事が完了した時点で、技術責任者である大坂常務と一緒に
構造のチェックを行います。
「この柱にはあの梁が乗っていて、さらに向こうの梁の荷重も受けている。
ここに大きな力が働くから、こう補強をしておこう」
といった検討が行われます。
まさに力の流れのイメージをしながら既存の構造の弱い部分を探すんです。
「打ち合わせ中」
「頼りない梁・・」
↑不思議なかかりかたをしている梁を発見。
せいの大きな梁が、半分以上欠きとられた細い梁に乗っかっています。
地震などによる揺れが加わると、この細い部分が
折れてしまう恐れがあるため、この下には柱〜柱間で
梁を足して補強をすることに。
その他にも、プランへの影響を考えながら構造補強の計画
を立てて行きました。
完成してしまえば見えなくなってしまう部分ですが、
構造はお客様の命にもかかわる重要なもの。
より安心して暮らせる住いをつくるためには
的確な力のイメージが必要不可欠です。
施工管理課 平野