こんにちは。施工管理課の関嵜です。
只今進行していますリフォームの現場です。
屋根・壁・床を取り外して構造体を残しての解体を行ないました。
「解体状況」
スケルトン状態から耐震助成工事(筋交い増設・金物補強)や
構造補強(柱・梁・土台)を行ないました。
「耐震助成・構造補強」
「耐震助成・構造補強」
構造補強が完了し断熱材入れです。
「断熱材入れ」
造作工事に差し掛かりますと特に現場では
さまざまな場面で打ち合わせを行ないます。
「打ち合わせの様子」
各段階ごとで、設計担当・コーディネーター担当を交えての現場確認を行い
大工さんと材の形状や寸法を決め、納まり方法を考えます。
ときには、このようにスケッチしながら解決策を練っていきます。
「畳コーナー廻りの納まり検討」
「梁と根太掛けの納まり具合」
「階段14段目と上がりきり15段」
デザインや平面計画に関わる内容もありますので、
打ち合わせを重ねて進めていきます。
現場ではいろいろな職人さん達と話し情報交換しながら、
いろいろな知識や経験が蓄積されていきます。
この現場のスケルトンリフォームならではですが、
建てられた当時の大工さんの考え方や仕事の痕跡が残されていて
いろんな事がメッセージとして伝わってきます。
この感覚的なものが蓄積されてデータとなり、
そして貴重な体験として、いい勉強になります。
そうした経験が現場では、とても重要になります。
ひとつひとつ重ねていくことの大切さと
既存建物からの受け継ぎにあらためて感謝です。
施工管理課 関嵜