2010年12月14日

現場打ち合わせ

こんにちは。施工管理課の関嵜です。
只今進行していますリフォームの現場です。
屋根・壁・床を取り外して構造体を残しての解体を行ないました。

「解体状況」
解体状況



スケルトン状態から耐震助成工事(筋交い増設・金物補強)や
構造補強(柱・梁・土台)を行ないました。

「耐震助成・構造補強」
耐震助成・構造補強 
「耐震助成・構造補強」
耐震助成・構造補強2

写真4



構造補強が完了し断熱材入れです。

「断熱材入れ」
断熱材入れ

断熱材入れ2


造作工事に差し掛かりますと特に現場では
さまざまな場面で打ち合わせを行ないます。

「打ち合わせの様子」
打ち合わせの様子1打ち合わせの様子2


各段階ごとで、設計担当・コーディネーター担当を交えての現場確認を行い
大工さんと材の形状や寸法を決め、納まり方法を考えます。
ときには、このようにスケッチしながら解決策を練っていきます。

「畳コーナー廻りの納まり検討」
畳コーナー廻りの納まり検討
「梁と根太掛けの納まり具合」
梁と根太掛けとの納まり具合
「階段14段目と上がりきり15段」
階段14段目と上がりきり15段
 

デザインや平面計画に関わる内容もありますので、
打ち合わせを重ねて進めていきます。

現場ではいろいろな職人さん達と話し情報交換しながら、
いろいろな知識や経験が蓄積されていきます。

この現場のスケルトンリフォームならではですが、
建てられた当時の大工さんの考え方や仕事の痕跡が残されていて
いろんな事がメッセージとして伝わってきます。

この感覚的なものが蓄積されてデータとなり、
そして貴重な体験として、いい勉強になります。

そうした経験が現場では、とても重要になります。

ひとつひとつ重ねていくことの大切さと
既存建物からの受け継ぎにあらためて感謝です。


施工管理課 関嵜

posted by sekou at 10:59| Sekizaki(設計課へ引越し)