2011年09月27日

改めて地震対策が必要と痛感

こんにちは、施工課 関嵜です。

先日の日曜日、Mr.サンデーで『巨大地震発生 その瞬間』
という特番が放映されていました。
3.11 からすでに半年が過ぎて、ちょっと気が緩んでいた私に
活を入れられたような感じで見ておりました。

一般の方々が撮ったまさに「その時」の映像が多数放映され
市民映像で見る揺れは報道で知り得たものよりも凄かったんだと
痛感し改めて地震の恐ろしさを思い知りました。

特に窓ガラスの飛散については衝撃的でした。
ガラスが震災の時には、凶器になるという事。
番組の実験で地震と同じ程度の揺れでの
衝撃・ゆがみによってガラスは割れて
飛散し床に突き刺さっていました。

さらに恐ろしいのは、高い建物のガラスが割れて
下に向けて飛散する事実です。
高さ10メートルの所でガラスが割れると
なんと、下では空気の抵抗を受けて広がり6メートルに
渡って飛散していました。
大きな破片ほど風の抵抗を受けやすく広がっていくという事。

地震が来たからといって、すぐに外へ飛び出すのは危険です。
もしも、周りを高い建物で囲まれた場所で震災にあってしまった時、
もちろん自宅から外へ出る時も隣接する建物からも、
落下物から身を守るのに、
まず頭部を保護することが大切なのです。

普段はヘルメットなどを持ち歩いていませんから、
何かを代用しないといけませんね。
身近にあるもので、効果が一番大きかったのがバッグ・カバンです。
女性のバッグや男性のビジネスバッグなどでも頭に載せて
保護するだけで衝撃をかなり緩和することが出来るようです。
ノートパソコンなどのように中が空間のあるものがより効果があるようです。
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こういう事を知っておくだけでもイザというとき役立ちますね。
震源地から離れていても、凄い揺れに遭遇します。
高層ビルやマンションでは家具のほとんどが倒れてしまっています。
でも、転倒防止金具などで固定するとかなり防げるんですね。
自宅での震災に遭遇した場合、
家具の転倒によるケガや逃げるための通路の確保にも重要ですね。

いまからでも遅く無いので地震の備えを万全に早速我が家でも、
家具転倒防止グッズなど買って備えをしておかなくては・・・
いつかは来ると言われている東海地震
改めて身の回りの防災対策を強化していこうと思います。


施工課  関嵜

posted by sekou at 11:34| Sekizaki(設計課へ引越し)