2012年10月16日

スーパーのお菓子売り場にて

こんにちは施工管理課の平野です。

早いもので10月の半ばとなりましたが、
まだ半袖で過ごせる日もあったりするので、
何となく秋らしさが感じられない今日この頃。
先日も、今年から幼稚園に通いだした
長女の初めての運動会でしたが、
日差しが強く夏のようでした。

そんな中、かけっこやダンスに一生懸命がんばっている娘の姿を見て、
その成長ぶりにオヤジは感動してしまいました・・・(泣)

さて、どうでもいいですが私、こう見えても甘いものが好きです。
特にチョコレート大好きです。
休日は近所のスーパーに家族で買出しに行きますが、
子供のお菓子を選ぶフリをして、こっそり自分用の菓子を
買い物カゴに入れるのが得意です。(嫁に見つかると怒られます)

先日も、娘と一緒にお菓子コーナーを物色していたところ
大変魅力的なお菓子に出会いました。
それがこちら↓

「アグロフォレストリー チョコレート」
アグロフォレストリーチョコレート

一体何に惹かれたのかというと、
ナチュラルテイスト溢れるパッケージと、
「アグロフォレストリー」の言葉でした。

そもそも、私がこの言葉を知ったのは、
環境配慮型設計の取り組みのひとつとして、
木材の産地などを調べている中で出会った言葉だったので、
「おぉ!まさかスーパーのお菓子売り場で?!」と驚き、
迷わず買い物カゴの中に入れてしまいました。


「アグロフォレストリー」とは、
農業「アグリカルチャー」と林業「フォレストリー」を
組み合わせた言葉で、
「混農林業」や「森をつくる農業」とも呼ばれます。

どういう事かというと、
自然の生態系のように多種多様な農林産物を
共生させながら栽培する農法のこと。
多種多様な樹木と農産物を一緒に育てることで、
持続的な土地利用が可能となり、
森林を再生することができます。

例えば、半日陰を好むコーヒーやカカオといった低い木と一緒に、
バナナやココヤシ、建材の原料となり成長の早いファルカータといった
背の高い樹木を植えることにより適度な日陰がつくられ、
苗木の生育と収穫に好影響をあたえられます。

効率を重視し、熱帯林を伐採して単一作物を栽培する方法とは違い、
現地の生活環境に溶け込んで育てられるため環境に対する負荷が少なく、
現地農民にとっても持続的な収入源ととなるため、
環境にも地域経済にも優しい農法だそうです。
(弊社のCafeメニューのcoffeeもこちら農法で作られた豆を使用しています)

このチョコレートは、そのような農法で作れた
カカオ(ブラジル・トメアス産)を原料としてつくられたものだそうです。
なんだか優しい味がしたのは気のせいではないはず。


私たちが住まいづくりの中で扱っている素材たちも、
より、人に 環境に優しい素材を積極的に採用する
取り組みをしている最中です。
このチョコレートを見て、なんだか嬉しい気持ちになりました。


施工管理課 平野

posted by sekou at 11:16| Hirano(設計課へ引越し)