2013年04月16日

構造補強

お客様のお宅の藤棚では、藤の花が咲き始めました。
春真っ盛りですね。

藤の花
藤の花

今回は、前回のブログでお話させて頂きました秦野市の
リフォーム工事中K様邸の構造補強工事が完了しましたので、
そのお話させて頂きたいと思います。

解体工事が完了しますと、解体工事完了検査を行います。
K様邸は、全面リフォームなので、残ったのは構造材だけです。

解体完了の様子
解体工事完了後

そして、解体完了検査と並行して、構造補強計画を練ります。
プラン上邪魔な柱を抜いたり、新しく柱を立てたりと・・・
K様邸は、増築工事も行います。
考える事は、盛り沢山です。

 構造補強計画
構造補強計画

その構造補強計画をもとに、構造補強工事を進めて行きます。
既存の建物にあった柱を抜く時は、梁を入れて補強します。

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既存の床柱を抜き、梁を入れて補強した様子です。
そして、既存の梁と補強で入れた梁をボルトで一体化します。

ボルトで一体化した様子
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既存の梁と、新規で入れた梁を一体化する事で、
合わせた梁寸法と同程度の強度が得られます。

一体化するには、こんな方法もあります。

横方向の一体化
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金物だけではなく、構造用合板を貼る事で、
既存の梁と、新しく入れた梁のずれを防止します。

2階を増築する所には、予想外に曲がった梁がありました。
このままでは、2階の床が作れません。

増築部分の曲がり梁
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構造補強後の様子
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曲がり梁は撤去し、新しい梁へと入れ替えました。
とても同じ場所とは思えない位の変わり様です。

耐震計算の専用ソフトを使い、耐力壁の計算も行いました。
筋違いを追加し、耐震も万全です。

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もちろん、引き抜き計算も行いました。
引き抜き力が働く部分は、金物で補強を行いました。

そして、構造補強工事が完了した所で、木軸完了検査を受けます。

『リフォームだからしょうがない、リフォームだからこんな物』
私たちが一番嫌いな言葉です。
木軸完了検査は、一切の妥協は許されません。

木軸検査での指摘事項
指摘事項

指摘項目の是正が完了すると、
ようやく次のステップへと進める事が出来ます。

これで、K様家族の『思い出と命』を守る事が出来そうです。


施工管理課 早川

posted by sekou at 11:41| Hayakawa