2014年05月27日

スライド丁番

こんにちは。
施工管理課の井出です。

今回は、家具や建具に使用している“スライド丁番”の
調節方法についてお話させて頂きます。

“スライド丁番”とは、扉の根元に付いている金具の事で、
弊社で使用しているほとんどの物が、こちらのタイプです。

slide1
2014.5.26CRIslide1

先日、定期点検で、お客様のお宅に伺った際、
家具の丁番の金具が緩んでいたので、調節していると、
“どこをどう調節したらいいの?”とお客様。
実演しながら説明すると、
“意外に簡単ですねーそれなら自分で出来ますね!”
と仰って頂けました。

slide2
2014.5.26CRIslide-tow

用意して頂くのはプラスドライバーのみです。
上図のように@〜BまでのネジとCの部分を押して、扉調整を行います。

slide3
2014.5.26CRIslide1

ネジ@をプラスドライバーで回すと、矢印の方向に丁番が動きます。
扉正面から見ると左右方向の動きです。
扉が傾いているな、というときはここを調整してみて下さい。

次にネジAをプラスドライバーで緩めると、
矢印の方向に丁番を動かせるようになります。
扉正面から見ると上下方向の動きです。
任意の位置に動かせましたら、また締めて固定してあげて下さい。
扉をもう少し上下にずらしたいという時に調整してみて下さい。

次にネジBをプラスドライバーで緩めると、
矢印の方向に丁番を動かせるようになります。
扉正面から見ると前後方向の動きです。
こちらも任意の位置に動かせましたら、また締めて固定してあげて下さい。
扉ががたつくというような時は、
このネジが緩んでいる可能性がありますので、調整してみて下さい。


slide4
2014.5.26CRIslide4

最後にCの部分を押して、扉をあおると、

slide5
2014.5.26CRIslide5

丁番が外れます。
お掃除のときに等は外したくなる時もありませんか?
取り付けるときは、押し付けてあげればカチッとはまります。

スライド丁番は、弊社の家具・建具だけでなく、
色々な物に使用されていると思います。
物によって、微妙に丁番の種類・形の違いがあると思いますが、
調節の仕方は、似ているものがほとんどですので、参考にしてみて下さい。


長い間使用していると、どうしてもネジが緩んで、
扉が斜めになったり、ガタガタしたりという事があると思います。
そんなとき、ちょっと調節してあげると、
また気持ちよく使用出来ると思いますので、

家具や建具だけに限らずですが、少しのメンテナンスで、
より長く使って頂けるとうれしいです。

施工管理課 井出

優建築工房のホームページはこちらをクリック

posted by sekou at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide
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