2015年03月17日

てかけ

こんにちは。施工管理課の井出です。

寒い日々の合間に、暖かい日が増えてきましたね。
来週には、早くも桜の開花予想があり、わくわくしております。
実家にある趣味の作業場には、桜の木があるので、
桜を見ながら、趣味の家具造りをするのも、季節の楽しみです。

20150316CRItekake1

今回は、先日、お休みを頂いたときに家具造りをしたので、
そのときのお話をさせて頂きます。

少し前に、大学時代の友人から、こちらが送られて来ました。

20150316CRItekake2

20150316CRItekake3

何やら複雑な造り。
それでいて、要望は白い部屋に合わせスッキリした収納が良いとのこと。


そこで
以前、“取手”をテーマに家具造りをしましたが、
今回は、“手掛け”をテーマにしました。


“手掛け”は扉に取手がなく、
扉と扉の隙間に手を掛けて、
扉の開閉をします。

これだと、取手に比べ突起物がなくなり
見た目がスッキリします。

“手掛け”ひとつとっても、

20150316CRItekake4

20150316CRItekake5 
シンプルに斜めに加工してあるものや、

20150316CRItekake6
丸く溝を彫っているものや、

20150316CRItekake8

20150316CRItekake9
上2つの合わせ技のようなもの。

一例を挙げさせて頂きましたが、溝を通すか、
部分的に溝を彫るかでも印象は違いますし、
まだまだ可能性はたくさんあります。


今回、私がチョイスしたのは、こちら。
20150316CRItekake10

20150316CRItekake11

さらに、こちらを裏返して使用しました。
20150316CRItekake12

材料は、弊社でもよく使用している、
シナ材にオスモのホワイトスプルース色を塗り込みました!

なかなか大容量の収納が出来たと思います。


20150316CRItekake13

20150316CRItekake14

一例を挙げさせて頂いたサンプルは、
弊社ショールームに御座いますので、
家具や建具の打ち合わせの際は、
是非、お手に取ってご覧になって下さい。

 

井出

優建築工房のホームページはこちら

posted by sekou at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2015年02月10日

ジグソー

こんにちは。施工担当の井出です。
雪が舞うほど、一段と冷え込んでおりますね。
皆様もお体にはお気を付け下さい。

さて今回は、以前ご紹介した電動ドリル・オービタルサンダー
続き、DIY工具のご紹介です。

こちらは、2年程前に購入したもの。

20150209CRIjiguso1
 
“ジグソー”と言います。

20150209CRIjiguso2
 
このギザギザの刃の部分が、上下に小刻みに動き、木材を切る工具です。
木材を切る工具と言えば、電動丸ノコが最初に浮かびますが、
丸ノコのほうが、危険度が高いため、ジグソーを先にご紹介させて頂きます。

20150209CRIjiguso3
 
このように定規を当てながら使用すれば、直線も切れますし、

20150209CRIjiguso4
 
このように木材の内側をくり抜きたい時にも便利です。

20150209CRIjiguso5
 
また、丸ノコでは難しい、曲線の加工も可能です。
こちらは、ジグソーを使用して大工さんが加工した脚です。

小さいお子さんがいるお宅は、角が丸くなっているだけでも、
安心感が違うと思います。

そのようなご要望で角を丸くしたキッチンカウンターがこちら。
こちらを造作しているときも、大工さんはジグソーを使用しておりました。

20150209CRIjiguso6

実際の現場では、ポイントポイントで登場してくるジグソーですが、
DIYの場面では、ホームセンターでだいたいの木材カットが出来ます。
そのため、ジグソーだけで、必要な木材カットは出来てしまうかもしれません。

何かと便利な電動工具なので、DIY好きの皆様、如何でしょうか?


井出


優建築工房のホームページはこちら

posted by sekou at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2015年01月06日

安全祈願

新年、おめでとうございます。
施工管理課の井出です。
弊社は1月4日までお休みを頂いておりました。

昨年は年末に腰を痛めて、
一年の締めくくりとなりましたが、
気持ちを新たに、元気出して参ります!
本年もよろしくお願い致します。

1月5日、仕事始めの安全祈願に行って参りました。
毎年、お世話になっている五所八幡宮です。

20150105anzenkigan1 20150105anzenkigan2 20150105anzenkigan3

皆様からお預かりしている大切な工事が、
安全に進められますよう、お願いをして参りました。

20150105anzenkigan4

最後はみんなで記念撮影。

年末に腰を痛めてしまったので、大好きな雪山(スノーボード)
を我慢した私は、健康も切に願って参りました。

皆様にとってより良い年になりますように。

本年も何卒、よろしくお願い致します。


井出

優建築工房のホームページはこちら

posted by sekou at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年10月21日

木材との相性

こんにちは。施工管理課の井出です。
肌寒い日も出てきて、着るものに悩む日が多くなって来ましたね。
暑さが苦手な私は、これからが楽しみな季節です。

私は今年で28歳になりますが、今年は結婚する友人・知人が多く、
家具造りが趣味の私は、お祝い事に託けて趣味に没頭しております。

先日は、友人の新居にコーヒーテーブルを造りました。

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou1

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou2

今回はタモ無垢材に合わせて、木と相性が良い鉄とタイルを使用しました。

結果、タモ材がアクセントのようなバランスになりましたが、
これはこれで良かったと思います(笑)

無垢の木は、年月が経てば経つほど、自然な温かみや味わいが出て来ます。
焼けて色味が変わり、傷のひとつひとつも愛着が感じられます。
さらに年月が経てば、アンティーク感さえ感じられると思います。

鉄もタイルも、新しい木材から古材まで、木材との相性が良いので、
実際にインテリアショップに行くと、鉄やタイルを使用した家具を見かけますね。

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou3

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou4

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou5

弊社でも、タイルとカウンターを合わせたご提案や
鉄骨を使用した階段や手摺もご提案させて頂くこともあります。

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou6

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou7

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou8

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou9

ちなみに。

2014.10.20CRImokuzaitonoaisyou10

今回使用したような鉄脚は、インテリアショップや、
インターネットでも購入出来る所があります。
天板を用意して打つだけで、棚やテーブルが造れますので
皆様もDIYに如何でしょうか?

 

施工管理課 井出


優建築工房のホームページはこちら

posted by sekou at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年09月16日

家具散歩

こんにちは、施工管理課の井出です。
朝晩が涼しくなり、だんだんと過ごしやすくなってきましたね。

さて今回は、 休日を利用して中目黒・代官山・恵比寿を
散歩して参りましたので、その時のお話をさせて頂きます。


この地域と言えば、インテリアショップが建ち並ぶ事で有名ですね。
特に目黒通り沿いを歩いていると、
次から次へとインテリアショップが見えてきます。
ただ、飲食店が少ないので、休憩場所は事前にチェックが必要です。

今回、私はFILE CAFE & DELICATESSENを利用しました。

2014.9.15CRIkagusanpo1

ちょうど歩き疲れた頃に到着する、程よい立地です。

都立大学駅から目黒駅までの目黒通り散策を終え、
1駅移動して恵比寿から代官山にかけての散策に移りました。
こちらのゾーンは、大通りよりも、中の小道沿いに
インテリアショップが多い印象です。
また、家具よりも“インテリア&雑貨”のショップが多くなります。

オススメしたいインテリアショップはたくさんありましたが、
今回は、恵比寿にある
“PASIFIC FURNITURE SERVICE”
をご紹介します。

2014.9.15CRIkagusanpo2
 
この店は2店舗あり、
片方はオリジナルの家具やオーダー家具の受付も行っています。

2014.9.15CRIkagusanpo3

2014.9.15CRIkagusanpo4

もう片方はパーツショップになっており、
“PASIFIC FURNITURE SERVICE”で売っている
オリジナル家具のパーツや小物を中心に取り扱っています。
DIY好きの私としては大興奮です。

2014.9.15CRIkagusanpo5

入るとすぐにドアノブが並び、
ショーケースの中にはこだわりのハンドルが陳列されています。

2014.9.15CRIkagusanpo6

その他にも

2014.9.15CRIkagusanpo7 2014.9.15CRIkagusanpo8

こちらには、近年流行のアメリカンスイッチを含めたプレートの数々。

ハンモックも売っていました(笑)

この倉庫のような雰囲気のお店、
DIY好きな方はもちろんですが、そうでない方もふらっと訪れると、
ちょっとしたアイデアがもらえると思います。

是非、休日に訪れてみて下さい。

施工管理課 井出



優建築工房のホームページはこちら

posted by sekou at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年08月05日

ピクトグラム

こんにちは。
施工管理課の井出です。

先週末は厚木鮎まつり大花火大会でした。
私は会場の河川敷で鑑賞しました。
間近で見る大迫力の花火と、それを楽しむ会場の一体感で、
この暑さも吹っ飛びました!

が、今日はもうこの暑さにやられております(笑)

2014.8.4CRIpictgram1 

2014.8.4CRIpictgram2
 
フィナーレの大ナイアガラの上には、鮎の花火が泳いでいました。


さて、今回はピクトグラムのお話をさせて頂きます。
建築物や駅等で必ずと言っていいほど見かける非常口の標識。

2014.8.4CRIpictgram3

ピクトグラムは、簡単に言うと“絵文字”。
基本的に地の色と図の色の2色で表される事が多く、
その絵文字に情報を持たせ、ときには指示や注意を示す表示にも使用します。

上記の非常口や、トイレは情報を。

2014.8.4CRIpictgram4 
道路標識は指示や注意を促すものが多いですね。

2014.8.4CRIpictgram5

日本では、1964年の東京オリンピックをきっかけに、
ピクトグラムが普及し始めたそうです。
当時、外国語でコミュニケーションが取りづらかった日本人には、
有用な表現方法だったようです。

今では、ピクトグラムもデザインの一つに取り入れられる事が多く、
以前、ブログでご紹介したmark is みなとみらい でも、
ふんだんに使用されておりました。

2014.8.4CRIpictgramsix

2014.8.4CRIpictgram-7 

区画分けの文字もピクトグラムとしてデザインされておりました。

2014.8.4CRIpictgram-8 

2014.8.4CRIpictgram-9 

最近訪れたところでは、他にも…

新宿ピカデリー
2014.8.4CRIpictgram10

2014.8.4CRIpictgram11

横須賀美術館
2014.8.4CRIpictgram12

2014.8.4CRIpictgram13


ピクトグラムはシンプルで親しみ易いのが特徴です。
面白いデザインのピクトグラムもたくさん増えてきているので、
お気に入りが見つかるかもしれません。
普段の生活で、少し探してみては如何でしょうか。


施工管理課 井出


優建築工房のホームページはこちら。

posted by sekou at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年07月01日

まな板

こんにちは。
晴れても雨でもジメッとした天気が続いていますね。
今回は、このジメジメを乗りきる術を教えて欲しい
井出が担当させて頂きます。


先日、知り合いからカッティングボードを頂きました。

2014.06.30CRImanaita

ブナを使用したETOETOTEATOのカッティングボード。
ブナの木目がとてもキレイです。
これを機に、おしゃれで健康的な朝食を採ろうと思っておりますが、
なかなか、実践出来ないでおります。


カッティングボードは、日本語で“まな板”です。
現在“まな板”は木製やプラスチック製など、様々な種類がありますが、
皆様はご自宅の“まな板”は何を使用されていますか?

私は一人暮らしですが、イチョウの“まな板”を使用しております。
ただ、特にこだわりがあった訳ではなく、当時、大工をしていた祖父が、
余った材料で切り出してくれたものを、ずっと使用しております。

まな板に向いている材料には、
桧やヒバ、イチョウ、ケヤキ等がよく挙げられます。
市販のものもありますが、材木屋さんでちょうど良さそうな木材を
カットしてまな板にするのも愛着が湧くかもしれませんね。

私は、数年に1回程度ですが、汚れが気になると、
ヤスリ掛けをして、キレイにして使用しております。

反りや黒ずみが顕著に表れて来た場合も、
鉋を用いて削り取ると新品同様に表情を変えてくれます。
こういった特徴は、木材ならではの良い所ですね。
鉋削りはメーカーやホームセンターでも、
対応してくれるところがありますので、利用してみて下さい。


ちなみに、木製のまな板は、使用する前にさっと水を掛けて、
ふきん等で拭き取ってから使用します。
表面に水の膜を作ることで、食材の匂いや汚れが付きにくくなります。
このときは、両面に水を掛けてあげて下さい。
片面だけだと、木の反りがおきやすくなります。
また、使用後も同じように水ですすぎ、ふきん等で拭き取ってあげて、
自然乾燥させます。
これだけで、汚れが付きにくくなります。

私は、1度プラスチック製のまな板を購入したことがありますが、
滑りやすく感じたこともあり、イチョウのまな板ばかり使用しております。
手入れさえすれば、永く使えるのも木材の良い所ですね。

最後に、カッティングボードをくれた友人へのお返しに、
梅の木でお皿を造ってみましたので、パチリ。


2014.06.30CRImanaita2

2014.06.30CRImanaita3


施工管理課 井出


優建築工房ホームページはこちら

posted by sekou at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年05月27日

スライド丁番

こんにちは。
施工管理課の井出です。

今回は、家具や建具に使用している“スライド丁番”の
調節方法についてお話させて頂きます。

“スライド丁番”とは、扉の根元に付いている金具の事で、
弊社で使用しているほとんどの物が、こちらのタイプです。

slide1
2014.5.26CRIslide1

先日、定期点検で、お客様のお宅に伺った際、
家具の丁番の金具が緩んでいたので、調節していると、
“どこをどう調節したらいいの?”とお客様。
実演しながら説明すると、
“意外に簡単ですねーそれなら自分で出来ますね!”
と仰って頂けました。

slide2
2014.5.26CRIslide-tow

用意して頂くのはプラスドライバーのみです。
上図のように@〜BまでのネジとCの部分を押して、扉調整を行います。

slide3
2014.5.26CRIslide1

ネジ@をプラスドライバーで回すと、矢印の方向に丁番が動きます。
扉正面から見ると左右方向の動きです。
扉が傾いているな、というときはここを調整してみて下さい。

次にネジAをプラスドライバーで緩めると、
矢印の方向に丁番を動かせるようになります。
扉正面から見ると上下方向の動きです。
任意の位置に動かせましたら、また締めて固定してあげて下さい。
扉をもう少し上下にずらしたいという時に調整してみて下さい。

次にネジBをプラスドライバーで緩めると、
矢印の方向に丁番を動かせるようになります。
扉正面から見ると前後方向の動きです。
こちらも任意の位置に動かせましたら、また締めて固定してあげて下さい。
扉ががたつくというような時は、
このネジが緩んでいる可能性がありますので、調整してみて下さい。


slide4
2014.5.26CRIslide4

最後にCの部分を押して、扉をあおると、

slide5
2014.5.26CRIslide5

丁番が外れます。
お掃除のときに等は外したくなる時もありませんか?
取り付けるときは、押し付けてあげればカチッとはまります。

スライド丁番は、弊社の家具・建具だけでなく、
色々な物に使用されていると思います。
物によって、微妙に丁番の種類・形の違いがあると思いますが、
調節の仕方は、似ているものがほとんどですので、参考にしてみて下さい。


長い間使用していると、どうしてもネジが緩んで、
扉が斜めになったり、ガタガタしたりという事があると思います。
そんなとき、ちょっと調節してあげると、
また気持ちよく使用出来ると思いますので、

家具や建具だけに限らずですが、少しのメンテナンスで、
より長く使って頂けるとうれしいです。

施工管理課 井出

優建築工房のホームページはこちらをクリック

posted by sekou at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年04月08日

とって

こんにちは。施工管理課の井出です。
今年は、桜の咲くこの時期に、暖かい日が多く、
お花見はもちろんですが、
日常のふとした時間がとても気持ち良いですね。

写真1

4月になり、消費税が増税となりましたが、
まだまだ優建築工房は慌ただしい日々を送っています。

そんな中ですが、先日、お休みを頂いたときに、
リビング収納製作に奮闘しましたので、そのときのお話をさせて頂きます。

今回は“取手”をポイントに決め、取手探しから始めました。

最近は、扉に取手がなく、
扉と扉の間の隙間に手を掛けるデザインも、多いですね。

写真2 写真3

これだと突起物がなくなり、見た目がスッキリします。

また弊社では、お客様が、取手にこだわりがあり、
用意して頂いた取手を用いて、家具を作成することもあります。

写真4
 
こだわりの取手だと、さらに愛着が湧きますね。
そうです、今回は取手にこだわりたかったのです。

そんなことを考えながら、向かったのは、
お気に入りの東急ハンズとホームセンターでした。

写真5 写真6

品揃えが豊富です。

写真7 写真8

ご自宅の取手を変えたいというときでも、
対応している物がたくさんあると思いますので、
皆様も少し気分を変えたいという時に如何でしょうか?

穴の数や位置・扉厚などを確認しておけばOKですが、
そんな時は家の取手を外して持ってくると間違いありません!
取手を見せれば、店員さんが助けてくれますので安心です。

さて、お店を周りながら、悩みに悩みましたが、
今回選んだのは結局これでした。

写真9

6種類の木のブロックです。
斜めにカットして丸みを帯びさせてあげれば。
取手に早変わりです。

写真10 写真11

写真12

無事にこだわり取手のリビング収納完成しました。
もう少し、慌ただしい時期は続きそうですが、
今回のように、プライベートも仕事も充実させて、
もうひと頑張りしていきます!


施工管理課 井出

posted by sekou at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Ide

2014年02月25日

オービタルサンダー

こんにちは。
なぜか2月は友人の結婚式が多く、
それぞれ、その人の人柄が出た素敵な結婚式で、
毎週のように、幸せな気分にしてもらっている
井出が担当させて頂きます。

写真1

ガラス張りのチャペルは光をふんだんに取り込み、
太陽光が主役に降り注いでいました。

さて、今回は前回のブログに引き続き、 DIY工具のご紹介です。
私が3年前に電動ドリルと同じくして、購入したのがこちら。

写真2

オービタルサンダーです。
こちらも大分使い込んでいます。

写真3 写真4

このようにサンドペーパー(やすり)を装着します。
サンドペーパー部分が、小刻みに振動してくれるので、
研磨したいものにあてるだけで、ヤスリがけが出来ます。

何が良いかと言いますと。

とにかく楽チンです。

手でヤスリがけをすると、腕がパンパンになり、
広い面積になると、心が折れます。
このオービタルサンダーは腕への負担が少なく、
作業効率が上がる事、間違いなしです。

DIYで使用する木材を研磨してあげると、仕上がりが格段によくなります。
また、塗装をする場合も、とても重要な作業になってきます。

写真5

ホームセンターで売っているSPF材で組み上げたテーブルですが、
ヤスリがけをして、ニスで仕上げております。
今回、使用したのは120番と400番のヤスリです。

※小さい番号ほど、やすりの目が粗く、大きい番号ほど、目が細かいです。
今回は、最初に120番で粗削りをして、400番で仕上げました!

写真では伝わりづらいかもしれませんが、
ヤスリがけのおかげで天板の手触りもよく、
塗装のノリもとても良かったです。

写真6

無垢の床材や家具を使用して下さっているお客様も多いかと思いますが、
木材は、細かい傷や汚れも研磨してあげると、キレイに生まれ変わってくれますし、
ご自分で手入れしてあげると思い入れが強くなるかもしれませんね。
ただ日焼けした床などを研磨すると、研磨した部分は元の色味に変わるので、
そこだけは、注意して下さい。

最後にこんな使い方もしてみました。
塗装をして、その塗装を研磨して落とすと。

写真7

写真8

写真9

アンティーク調に。これは応用がききそうです。


施工管理課 井出

posted by sekou at 14:29| Ide

2014年01月14日

電動ドリル

こんにちは。
冬は雪山にパワーをもらう井出が担当させて頂きます。

写真1

写真2

毎年、スキー・スノーボードをしに雪山に行き、
眼前に広がる景色・聳え立つ雪化粧した落葉樹達に圧倒され、
頑張ろう!という力をもらって、帰って来ます。

さて、今回はDIYで大活躍の電動ドリルのお話をさせて頂きます。
私が、DIYを始めだした3年前に、奮発して購入したものがこちら。

写真3

充電式インパクトドライバーです。
もう大分、使い込んでいます。

“電動ドリル”というと、実は大きく分けて2種類あります。
“電動ドリルドライバー”(以下、電動ドリルと呼びます)と“
インパクトドライバー”(以下、インパクトと呼びます)です。

その大きな違いは、締め付ける強さで、ある一定の負荷が掛かったときに、
電動ドリルは回転が止まり、インパクトは衝撃(インパクト)を加えて、
より力強く回転(締め付け)するといった違いがあります。

簡単に具体例を挙げると、
カラーボックス等を組み立てるときに、
電動ドリルは程よい強さで締め付けて止まってくれますが、
インパクトは、気を付けないと締め付け過ぎて、
木材が割れてしまう恐れがあります。

逆に、ウッドデッキ等の大掛かりのDIYをする場合は、
電動ドリルでは、締め付ける力が足らずに、十分に締め付けられませんが、
インパクトでは、十分に締め付ける事が出来て、効率的に作業が出来ます。

それぞれに、充電式・電源コード式のものがあったり、小型のものがあったり。
色々と種類があるので、もし、興味をもたれて試してみたいという方は、
大きいホームセンター等、電動工具をレンタル出来る場所もあるので、
試してみては如何でしょうか。

ちなみに、私のインパクトは、昨年末の大掃除・模様替えに大活躍でした。

4 写真5

カラーボックスの組み立て(板が割れないように注意しながら)や、
カーテンレールの交換など。
最近は、自分で組み立てる家具も増えていますから、
活躍の場は増えそうですね。

最後に、年末にホームセンターで切ってもらった集成材を
インパクトで組みあげて造ったテレビボードをパチリ。
角は丸くしたり、ポールを立てたり、少しこだわりました。

写真6 写真7


施工管理課 井出

posted by sekou at 11:14| Ide

2013年11月26日

現場美化

こんにちは。井出です。
弊社には、環境配慮型設計の推進班など業務改善を進める
4つのプロジェクトチームがあります。
そのひとつ、現場美化班に私は所属しております。

今回は、その取組みのひとつ。
新しい現場掲示板と看板が事務所に届きましたので、
そのご紹介と施工管理課での現場美化の取組みについて
お話をさせて頂きます。

では早速、新しい現場掲示板のご紹介。

記載内容としては、
現場規則・安全基準・環境方針・入場者名簿・工程表などを掲示しております。
今回は玄関扉に設置させて頂く事が多いため、扉養生も兼ねられるように
プラダンで作成しました。

1

続いて、新しい看板。
近隣の方へのご挨拶と、協力業者さんの目印も兼ねて。
現場の前に設置させて頂く事が多いです。

2

その他、細かい事からコツコツと。
現場で取り組んでいることをご紹介します。

玄関先の養生には、現場に汚れを持ち込まないように
人工芝を採用しております。

3 4


こちらは、道具置き場・廃材置き場の明示をしております。
現場内に場所を明示することで、整理整頓を促します。

6


こちらは、ビニールのジップ付きの間仕切り。
商品名はマジキリン!
建築業界はダジャレの商品名が多いです。
前回の私のブログで紹介したM様邸でも活躍してくれました。
埃の侵入を防いでくれて、出入りも可能です。

7 8

現場毎、また工事内容によって条件が異なりますし、
まだまだ改善できる点がたくさんあると思います。
どの現場も「お客様のお家をお預かりする」と言う
同じ意識で臨めるよう、取り組み続けていきます。

最後に、取り組みに共感し、
率先して協力してくれている大工さんが、
現場スリッパ入れを造ってくれました。
ありがとうございます!

9



施工管理課 井出

posted by sekou at 10:18| Ide

2013年10月15日

想像する

こんにちは。
施工管理課の井出です。
暑いのか寒いのか、はっきりして欲しい今日この頃ですね。

今回は、コーディネーター課の上田さんのブログでも、
ご紹介させて頂いたMT様邸。
工事担当目線から、心掛けたことについて、お話させて頂きます。

生活しながら、床や内装替えと合わせて、
キッチン・浴室・洗面・トイレ等の水廻りも交換する工事でした。

あくまでも生活しながらの工事なので、
工程は、生活を想像しながら、ご不便が少ないように。
最初は2Fの洗面・トイレを使用出来る状態で、
1Fの水廻り工事を進めました。

その中でも浴室・洗面を先行して進め、
なるべく早く、お風呂に入れるように努めました。
もう暑くなりだした7月でしたので、
浴室が使えない期間は、特にご不便をお掛けしました。

洗面before
1

洗面after@
2 

洗面afterA
3

浴室・洗面が終了しましたら、次はキッチンの工事です。
その時に置き場所を考えなければいけないのは、
そう、冷蔵庫です。
今回は、事前に相談させて頂き、玄関前に置かせて頂き、
埃が入らないようにジップ付きの間仕切りを設置しました。

4

5

この冷蔵庫から出して下さるお新香が絶品で、
職人さんといつもおいしく頂いていました。
M様ありがとうございました。

キッチンが設置されましたら、また冷蔵庫を設置し直します。
キッチン空間を仕切って埃が入らないようにしましたら、
キッチンの使用を開始して頂きます。

6

ここまで進みましたら、
残りのリビング・玄関・2Fの工事を順番に進めていきます。

7

事前説明はもちろん、
日々、工事の進め方はお話するように心掛けています。
お客様の生活を想像して、お客様の気になる所について
前もってお話出来ていることが、理想です。
そんな監督を目指して、日々勉強中です。

最後に完成後のダイニングの写真を1枚。
既存のテーブルも相性バッチリです。

8

MT様、住みながらの工事で、ご不便をお掛けしました。
これからも末永いお付き合いを、よろしくお願い致します。

施工管理課 井出

posted by sekou at 10:34| Ide

2013年09月03日

思い出の場所

こんにちは。施工管理課の井出です。
9月に入り、暑さも少し落ち着いてきましたね。

今回は、6月にみなとみらい21地区にオープンした、
“MARK IS みなとみらい”に行ってきましたので、
そのお話をさせて頂きます。

1

横浜美術館の正面。グランモール公園を挟んだ位置に建てられた、
みなとみらい地区、最大規模の商業施設です。

実は私、この場所には思い入れがありまして。
5年前、学生時代の卒業制作で、この土地を計画敷地に選び、
生意気にも複合文化施設(図書館や就業支援など)の設計に挑戦しました。
当時、ここはまだ空き地でした。
そんな施設があったらいいなぁと思い、一生懸命、頭を捻らせていました。

2

手前はグランモール公園の一部を工事しており、
奥の駐車場として利用されているのが、MARK ISの敷地です。

当時の写真と見比べてみます。
横浜美術館の正面に位置する、メインエントランス。

 before
3

after
4

グランモール公園のケヤキ並木沿い。
ケヤキ並木が、内部にも抜けて感じられるように設計されています。

before
5

after
67

ケヤキ並木の脇にあるパーゴラは、
デザインはそのまま活かして、生まれ変わっていました。

before
8

after
9

では、メインエントランスから中に入ってみます。
すぐに、気持ちのいいアトリウムがあり、屋上には何やら緑が見えます。
10

11

フロアガイドを見ると、屋上に“みんなの庭”と呼ばれる
庭園があるそうなので、早速、行って見ました。

12

13

14

“果樹園”と“菜園”に分かれていて、果樹園では約20品種の柑橘類、
菜園では約80品種の野菜・ハーブが栽培されていました。
突然の、自然に驚きです。

イチジクの実がなっていましたのでパチリ。
15


ここでは、毎週末のようにイベントが開催されるようなので、
(来週はハーブを使用したイベントだそうです)
皆様も週末に如何でしょうか?


また、屋上だけでなく、随所に中庭のような緑が設けられていていました。
週末はやはり混んでいましたが、館内には休憩スペースが30カ所以上
もあるので、緑を眺めながらゆっくり過ごせます。

最後に、木をモチーフにした看板がオシャレでした。

16



施工管理課 井出

posted by sekou at 09:00| Ide

2013年07月16日

美ら海水族館

こんにちは。
施工管理課の井出です。 
毎日、茹だるように暑い日が続いていますね。
皆様も熱中症にはくれぐれも注意して下さい。
 
先日、お休みを頂き、沖縄に旅行に行って参りました。
予てから行きたかった“美ら海水族館”にも、旅の中で行く事が出来ました。

美ら海水族館は、崖地に建てられていて、
傾斜に合わせ、階段状に設計されています。

1

周囲の丘に合わせて建物の高さは、低く抑えられています。

2

水族館が建つ、崖上からは海を一望出来ます。

3

美ら海水族館といえば、世界でも最大級の水槽があります。
さらに、その大水槽を隔てるアクリルパネルがこれも、世界最大級。
 
こちらです。

C
高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm!!

この、目の前一杯に広がる開口部は圧巻です。
60cmの厚みを感じさせない程、透明なアクリルパネルは、
近づくことで、海中の光景が目の前に広がり、
潜っているような感覚を与えてくれます。

D

建設当時は世界最大のアクリルパネルとしてギネスに認定されましたが、
現在は、ドバイ水族館が記録を塗り替えているそうです。
さらに、何れのアクリルパネルを製造しているのも、
同じ日本の企業だというので、驚きです。

また、水槽を見学していて、感じたことがあります。
全体の水槽で、自然光が上部から降り注ぐ演出がされていました。

E

光が落ちてくる事で、潜って観察しているような感覚を持てます。

F

巨大水槽に自然光。
疑似潜水体験をさせようという設計者の思いを感じます。
近年の水族館は、見せ方への工夫が多くされているため、
そういった視点で見るのも面白いかもしれません。
いつか記録を塗り替えた、ドバイ水族館にも、行ってみたいです。

施工管理課 井出

posted by sekou at 09:37| Ide

2013年06月04日

在来浴室

こんにちは。施工管理課の井出です。
例年よりも10日も早く、梅雨入りしましたが、今のところ、
天気が良く、気持ちが良い日が続いていますね。

さて、前回のブログでは、 タイルを使用してのDIYを紹介しました。
今回は、タイルをふんだんに使用した、I 様邸の在来浴室を
ご紹介させて頂きます。

RC造2階建てのお宅の、2階にある浴室の改装工事でした。
漏水を止めるため、躯体を残すところまで解体をして、
防水からしっかりとやり直しました。

こちらがビフォーです。
ビフォー1

ビフォー2

こちらがアフターです。

アフター1

アフター2

写真を比べて頂くと天井が高くなっているのが、お分かりになりますか?
実は、解体を始めると、天井裏に広い空間があることが分かりました。

解体後
解体後

これは!と思い、すぐに I 様にお伝えしました。

解体してみて分かる事は、予期せぬ所に柱が出てきてしまったり、
腐食が見つかったりと、頭を悩ます事が多いのですが、
今回はとてもうれしい発見でした!
おかげで、天井高をタイル1枚分(30cm)上げ、
より広々とした空間にすることが出来ました。

解体の状況に素早く、臨機応変に対応することが、
監督の腕の見せ所だと思います。
そんな柔軟な監督を目指して、日々、猛勉強中です。

また、写真を比べて頂くと、モザイクタイルで仕上げられた
シャワータワーが、新たに造られています。

シャワータワー
シャワータワー

実は、これ、とても頭を悩ませました。
設備配管も通して、ニッチの開口も開けて、
天井高まで上げて、シャワーを支える強度も必要で…
うーん…
それでも!協力業者さん、職人さんの力を借りて、
なんとか造ることが出来ました。

下地組
 下地組み1

 下地組み 2

腰高まではモルタルでがっちりと固め、その上に、
鉄筋で支えながらブロックを天井まで積み上げました。
全ての条件をクリアしての施工が出来ました。

最後に、浴室から望むベランダには、ウッドデッキ&フェンスが造られ、
オリーブと観音竹の植栽が置かれました。
優しい緑が入浴時間をよりリラックスさせてくれそうです。

ベランダ
ベランダ
植栽:左)オリーブ 右)観音竹

I 様、2ヶ月間も浴室が使用できず、ご不便をお掛けしました。
これからも末永いお付き合いを、よろしくお願い致します。

施工管理課 井出

posted by sekou at 16:08| Ide

2013年04月23日

タイルでDIY

こんにちは。
DIYが趣味の施工管理課・井出です。
今回は、DIYの材料探しのお話をさせて頂きます。

先日、結婚する友人にタイル貼りのローテーブルを
プレゼントするため、タイルを探していました。

インターネットで、たくさんの種類のタイルが取り寄せられますが、
タイルを直接、売っているお店って実は少ないんです。

直接、見て選びたかったので、大きなホームセンターや、
手芸屋さんにも足を運びましたが意外にも東急ハンズで
見つける事が出来ました。

タイル売り場1
タイル売り場1

タイル売り場2
タイル売り場2

広いコーナーではないですが、モザイクタイルや、
少し変わったタイルを取り扱っていました。
コーナーでは準備するものが説明されていたり、
コースターのキットがあったり、
モザイクタイルを使用した可愛い作品も。

準備するもの
準備するもの

コースター
コースター

小物
小物

また、別のフロアには木材のコーナーがあり、
たくさんの種類の木材があり、
(私が行った店舗ではタモ材やチーク材も置いていました)
加工も受け付けてくれました。

木材コーナー
木材コーナー

前回のブログで紹介した “杢”がある材料も販売していました。


杢

今回は、材料探しに苦労しましたが、ローテーブル無事に完成です!

ローテーブル1
ローテーブル1

ローテーブル2
ローテーブル2

個人的に東急ハンズはおすすめです。
少し変わった材料や、木材の種類も豊富です。
DIY好きの皆様、是非。

今回の買い物で、他にも良さそうなタイルを手に入れました。
今から何を造ろうか考えてしまいます。


施工管理課 井出

posted by sekou at 17:43| Ide

2013年03月12日

こんにちは。施工管理課の井出です。
先週は暖かくて、気持ちが良い日が続きましたね。
今週は、また寒くなる日があるようなので、
皆様、体調に気を付けて下さい。

先日、とある家具屋さんを訪れた時のこと。
“縮杢の小皿”と書かれたウォールナットの小皿が売っていました。

縮杢

縮杢って何だろう?
よく分からなかったので店員さんに訪ねると、
このウォールナットには、
木目を横切るように縞々の模様が入っていて、
その模様の事を縮杢(チヂミモク)と言うそうです。

そもそも杢とは?
木目の模様で、通常の板目・柾目とは違った模様、
特に装飾性の高いものを言います。
日本人が名を付けてきた杢は、数十種類に及ぶそうで、
その中の一つが縮杢というわけです。
何れも、製材したときに稀に現れるため、希少価値が高く、
和風建築や楽器の素材、家具、雑貨に重宝されています。


数十種類ある杢ですが、実は客観的な判断基準はないそうです。
銘木の世界では、どれ1つとして同じ木目、模様がないため、
明確な判断基準は設けられないようです。

玉杢
玉杢

このケヤキをある人は玉杢だといい、ある人は泡杢だといいます。
どちらも間違いではないそうです。
杢名は、銘木を愉しむための“呼び名”という捉え方が
一番良いのかもしれません。

しかし、木目1つ1つに名前を付けたり、
それによって価値が変わったり、
日本人は本当に木が好きで、木と共に生きてきたと感じます。

早速、これは縮杢かな?と思った家具の天板を見つけましたが
“これは違うと思うよ?”と常務。

縮杢?
縮杢?

うーん、まだまだ判断は難しいです。
でもこういう事を知っていると、日常で家具や雑貨を見るときに
少し楽しくなる気がしませんか?
もっと勉強しようと思う、今日この頃です。

施工管理課 井出

posted by sekou at 14:17| Ide

2013年01月22日

1本の丸太から

こんにちは。施工管理課の井出です。
先週の大雪には驚きました!
足下が凍ってしまい、私は何度も滑りそうになりました。
今週も雪の予報が出ていますので、みなさんもお気を付け下さい。

先日、木って面白い!と思わせてくれた写真を見つけましたので、
今回はそのお話をします。

木取り
木取り

丸太から材料の取り方がよく分かります。
この1本の丸太から、どの位置でどのような部材を取るかを
決めることを“木取り”といいます。
1本1本、無駄のないように、無駄のないように。
普段、手に取っている木材を見ると、これはどの辺かな、
と思ったり、なんとなく愛着が湧いてきます。


もう一度、写真を見て頂くと、
木材の取り方が様々なことが分かります。

木取り

まず中心。
芯付き角材。芯があるため、強度があります。
また、大きな材料が取れるため、構造材によく使用されています。

次に中心より少し下。
この小さい角材は芯去りの角材で節も少なく、
美しい材が取りやすいため、
造作材等に多く使用されています。

次に中心左。
芯から直角に切り出されているのは、柾目材です。
柾目は、平行に均等に木目が並んでいるので、反りづらく、
割れにくいという特徴があります。
そのため、楽器など、幅広く使用されています。

最後に中心上と右。
芯と水平に切り出されているのが、板目材です。
木の表情が豊かで、同じ一本の木から何枚も板目取りをしても
同じ目のものは取れないのです。

それぞれ特徴があり、適材適所に使用していく事が、
より良い住まいに繋がります。

現場監督として、もっと“木”のことを知って、
“木”の力を最大限に生かしてあげないといけない、
と思う今日この頃でした。

施工管理課 井出

posted by sekou at 14:08| Ide

2012年11月27日

現場監督鍛錬塾

こんにちは、施工管理課の井出です。
先日、弊社が加盟しているSAREX(住環境価値向上事業協同組合)
主催の現場監督鍛錬塾に参加してきました。

1期3日間の講義が3期あり、今回は第2期の講義に参加してきました。
各回、現場監督や住宅建築について様々な内容を学びます。

山辺講師
山辺講師

木構造についての講義や、

山田講師
山田講師

講師の方々の貴重な経験を基にした講義や。

ディスカッション
ディスカッション

ディスカッション形式の講義など、
盛りだくさんの3日間でした。

もちろん各講義、勉強になることばかりですが、
現場監督同士の意見・情報交換は新鮮でした。
他社の現場美化の取組みや、
ちょっと変わった朝礼のお話を聞いたり。
他にも仕事の大変さやお客様への思いを語ったり。

そんな現場監督仲間でSAREX理事の野辺さんを囲んでの1枚。

 集合写真
集合写真

今回、学んだことや現場監督仲間にもらった刺激を活かし
より良い現場を目指して頑張っていきたいと思います。


施工管理課 井出

posted by sekou at 13:32| Ide