2010年02月23日

仲間

2月も最終週に入ましたね。
ここ数日、暖かい日が続き、春の訪れを感じます。

今週は大坂常務とは違い、冬が大好きな早川が書かせて頂きます。

施工管理課には、私を含め5人の現場監督がいます。
通常3物件位、多い時でも5物件位の現場を掛け持ちして、現場管理を
させて頂いております。

現場監督は基本的に現場で作業する訳ではいのですが、
リフォーム工事着工時の養生や引渡し前の細かい是正作業等、
現場監督が行う作業もあります。
その様な作業に時間を取られてしまうと、他の現場へ回る時間が
無くなってしまいます。

そんな時、優建築・施工管理課では、他の現場監督へ“SOS”を
発信します。
『○日の月曜日○○邸の養生手伝って下さい』と言った感じに、
“SOS”が発信されると・・・
手帳を開いて予定を確認し、手伝いに行く人が決まります。

先週の月曜日は、加藤君と関嵜チーフの現場へ着工時の養生作業
に行って来ました。
階段を養生する加藤君です。
ヘルプの加藤君、養生中
先輩の現場なので、より丁寧に見えるのは気のせいかな?

そして、水曜日は平野君・木曜日は両角君に、
もうすぐ始まる新築工事の地縄張りを手伝ってもらいました。

金曜日には、次の日にお引渡しする現場の最終的な仕上げを
暗くなるまで、関嵜チーフに手伝ってもらいました。
面格子を磨く関嵜チーフです。
ヘルプの関嵜チーフ 磨く 
関嵜さん遅くまでありがとうございました。

困った時・忙しい時には“SOS”を発信すれば、
手伝いに来てくれる仲間がいると思うと、本当に心強いです。
そんな仲間がいる事で、気持ちに余裕が生まれます。
独りだと嫌になってしまう様な作業も、
仲間が一緒だと楽しくなったりもします。

そんな施工管理課の仲間達に感謝です!!

施工管理課 早川

posted by sekou at 19:25| Comment(0) | Hayakawa

2010年01月12日

ガルバの性能

明けましておめでとうございます。
いち富士・・・
年末年始、長いお休みをさせて頂きまして、ありがとうございました。
今年も1年、優建築工房・工事部ブログを宜しくお願い致します。

寅年年男
新年、一発目のブログを、年男の早川 が担当させて頂きます。

年末年始のお休みに、スノーボードに行って参りました。
妙高高原
温暖化の影響か、神奈川では、ここ数年雪が降りません。
雪山を見ると、冬が来た!!って感じがして、興奮してしまいます。

雪国の建物を見ていて、気が付いた事があります。
ガルバリウム鋼板の屋根が多い事です。
雪国のお家もガルバリウム
ガルバリウム鋼板は、トタン板に比べて、3〜6倍の耐久性があると
言われています。だから雪の多い地域でよく使われているのでしょう。
我社の標準的な屋根材も、ガルバリウム鋼板です。
耐久性はもちろん、とても軽く、地震対策にもなります。

また、外壁材にガルバリウム鋼板を使っている建物もたくさん
見かけました。
雪国の外壁もが瑠バリウム
寒冷地に窯業系のサイディングを使用すると、
表面から吸収した水分が凍結し、膨張する事で、
塗装を剥がしてしまう事があるそうです。
ガルバリウム鋼板等の金属系サイディングは、
水分を吸収する事がないので、好まれているようです。

私の前回のブログでご紹介させて頂いた、 相模原市のA様のお宅も、
外壁にガルバリウム鋼板を使わせて頂きました。
外壁にガルバリウム使用して
A様邸は、アイジー工業のガルスパン15を使っております。
ガルスパンは、一般的な窯業系サイディングの5倍の断熱性能が
あるそうです。神奈川県内では、少し寒い地域に建つA様のお宅は、
ガルスパンに囲われた中で焚かれる薪ストーブによって、
家中暖かだそうです。

話は変わりますが・・・
昨シーズン、会社の仲間や職人さん達と一緒に、
日帰りスノボーツアーに行って来ました。
もちろん、プロ級?と噂される加藤も一緒です。
今年もまた、スノボーツアー計画中です。
残念ながら、去年は見る事が出来ませんでしたが・・・
きっと今年は、
加藤君が写真のように宙を舞う姿を見せてくれる事でしょう!!
飛躍の年となりますように!加藤君、よろしく!!!


施工管理課 早川

posted by sekou at 15:49| Comment(328) | Hayakawa

2009年11月10日

寂しい秋

こんにちは、施工管理課 早川です。
11月に入り、朝晩は寒くなって来ましたね。
ユニクロでヒートテックを買い、冬の現場廻りに備えました!

今回は、前回のブログで、工事中だった現場が完成しましたので、
紹介させて頂きたいと思います。

見どころの階段
完成した階段です。
ストリップ階段と吹き抜けが一体化して、
リビング全体が解放的に仕上がりました。
このお宅の一番の見どころですね。

薪ストーブ
そして、その吹き抜けに配置された薪ストーブが、
家全体を暖めてくれます。

 ○が効いた和室
リビングの隣へ配置された和室です。
この丸窓は、和紙を貼って仕上げてあります。
和紙を丸く貼るという難題を、文句一つ言わずクリアしてくれた
クロス屋さんの『腕』に頭が下がります。
また、丸窓と丸い照明のコーディネート、小暮さんナイスです!

その小暮さんが、先日、会社を去って行きました。
一緒に頑張って来た仲間が、居なくなってしまうのは寂しいものですね・・・
小暮さん、本当にお疲れさまでした。

そして、今度は、施工管理課の元井君が、設計課へ異動します。
彼は、居なくなるという訳ではないのですが・・・
友達を取られてしまうような、なんだか微妙な感じです。

今年の秋は、寂しい秋になってしまいました・・・

施工管理課 早川

posted by sekou at 10:19| Comment(0) | Hayakawa

2009年09月21日

ストリップ階段

今回は、ここ最近の新築工事で作成した”階段”を紹介したいと思います。

T様邸階段 T様邸階段2
この階段は、設計課 中込さんの設計です。
「ヒノキの無垢板」にこだわって作った、ストリップ階段です。
手摺もヒノキの角材を使い、2階の吹抜けへと繋がって行きます。

N様邸階段 N様邸キャットウォーク
こちらは、蓮実課長の設計です。
リビングダイニングの中心より登って行くストリップ階段です。
吹抜けに面する2階キャットウォークの廊下へと登って行きます。

A様邸階段 A様邸階段2
まだ工事中の現場ですが、こちらも、中込さんの設計です。
サイドの格子に段板を絡める事で、
ささら桁を入れずに作ったストリップ階段です。
2階ホールのキャットウォーク・吹抜けへと続く
開放的な空間になっております。

今回紹介させて頂いた現場の図面を見て、
最初に私が持った印象は・・・
『この階段は、構造的に成り立たないでしょう!』
といった感じでした。

しかし、社内での打合せを重ね、
その後、現場にて階段屋さんや大工さんの知恵を拝借し、
こんなにかっこいい階段が出来上がりました。

私達、現場の人間は、現場での納まり・大工さんの手間などを
どうしても考えてしまいます。
そうすると、なかなか思い切った発想が出来ないところがあります。

このような設計を見て、『自分には思いつかないな〜』
と、いつも感心しております。

我社のように、デザインにこだわっている会社には、
とことんこだわる設計士が必要なんです。


施工管理課 早川

posted by sekou at 13:31| Comment(38) | Hayakawa

2009年07月28日

現場監督の腕の見せ所?

施工管理課 早川です。

前回のブログにてご紹介させて頂いたH様邸のお客様より
書込みを頂きましたので、『ご主人様自慢の洗面カウンター』
を紹介させて頂きます。

 浮く?洗面ボール

黒いタイルの中で、赤い洗面ボウルが宙に浮いている感じ、
私もとても気に入っております。

前回のブログでは、現場監督のこだわり所、
腕の見せ所を紹介させて頂きました。
ですが、この洗面カウンターは、
コーディネーターの腕の見せ所、と言うかセンスなんです。

と、言う事で・・・
今回は〈現場監督の腕の見せ所?〉がある
”モザイクタイル”貼り
のカウンターを紹介させて頂きます。

 モザイクタイルカウンター

 

モザイクタイル洗面カウンターjpg
まだ工事中ですが、N様邸のキッチンカウンターと洗面カウンターです。

モザイクタイルを貼る時、現場監督は、
タイルの大きさや目地の巾をミリ単位で計算して、
下地作成用の施工図を書きます。
その下地へタイル屋さんがタイルを貼って仕上げて行きます。
もし下地の寸法を間違ってしまうと、
タイルのカットや目地の調整など、
タイル屋さんの仕事を増やしてしまう事になります。

仕上げ工事が始まり
『このカウンター、タイルの割り付け完璧だね!!!』と、
タイル屋さんに言ってもらえた時、
地味ですが、そこに〈現場監督の腕の見せ所〉を感じます。

施工管理課 早川

 

posted by sekou at 14:02| Comment(0) | Hayakawa

2009年06月16日

自己満足

はじめまして、優建築工房 早川聡志と申します。

先日、H様邸が完成し、社長・常務による完工検査がありました。
H様邸の一番の見所(個人的な)を紹介させて頂きます。

対面キッチンのカウンターです。
自己満足 「キッチン」

どの辺りが見所?と思われる方も居るとは思いますが・・・

完成までには・・・
まず、設計からもらった図面を元に完成を想像しながら
詳細な納まり図を作成します。
想像力 「納まり図」

 そして、その納まり図を元に大工さんと打合せをします。
その後、タイル屋さん・キッチン屋さん等、
仕上げの職人さんにも仕上がりを説明します。

そしてその結果、完工検査では・・・
「キレイだね」や「カッコいいね」と言った感じで・・・
「この納め大変だったでしょう?よく納めたね!」と分かってくれるのは、
技術責任者の大坂常務だけかな・・・

でも、もし誰にも分かってもらえなかったとしても関係ありません。
自分が納得できるかどうかです。
自己満足ですから・・・

そんな自己満足に付き合ってくれる
職人さん達には感謝しどうしです。

我社には、難易度が上がるほど気合の入る職人さんが
いっぱい居ます。

そんな職人さん達が居るから
私も気合を入れて納まりを考える事ができるのです。

 

施工管理課 早川

posted by sekou at 11:33| Comment(3) | Hayakawa