2010年03月09日

仲間U

こんにちは。施工管理課の両角です。
この処、だいぶ過ごしやすい季候になって来た様に思います。

さて、今回は先日お引渡しを致しました、I様邸アパート新築工事の
ご紹介をさせて頂きたいと思います。
アパートと言えども優建築工房らしさは損なわれてはおりません。
低コストで斬新なデザインを、敷地内に無駄なく建てられる様、
設計、コーディネーターは頭を悩ませたと思います。
出来上がったアパートがこちらです。
賃貸アパート外観
内装こんな感じ。1K+独立トイレ・バス・洗面+ロフト付き
シャープでカッコいいと思いませんか?
「アパートでこのクオリティはまず無いだろう」とわが社の常務にも言って
もらえました。

そして、私や職人さん達の頭を悩ませたのが、まず短工期である事。
職人さんにとって、短い工期でクオリティを落とさず作業する事は最も
大変な事だと思います。が!そこは優建築工房の職人さん達!
皆嫌な顔一つせず工事を終わらせてくれました。

さらに私達を一番悩ませたのがコレ。
お隣さんのお宅との隙間が・・・ない!!
隣の家との離れが約20cm!敷地内に無駄なく建て過ぎです。
笑(この地域ではこの離れで建てられましたが、
場所によってはこの離れでは建てられない地域もございます。)
足場も建てられなければ人が入る事も出来ません。
しかし、そこは優建築工房の職人さん達!何とかしてくれました!

どんなに監督に知識があって施工方法を熟知していても、
実際に工事を行うのは職人さん達です。
その職人さん達が「そんなの出来ないよ」と言ってしまったらおしまいなんです。
ですが、優建築工房の職人さん達はそんなお願いに果敢に挑んでくれます。
そんな職人さん達がいるお陰で私達現場監督は仕事が出来ているんだ。
とつくづく思いました。

先日の早川チーフのブログで社内に頼れる仲間がいる事はご紹介済みですが、
私達には社外にもこんなに頼もしい仲間がいるんです。
皆さんいつもありがとう。

施工管理課 両角

posted by sekou at 14:43| Comment(0) | Morozumi

2010年01月26日

初心忘るべからず

こんにちは。施工管理課の両角です。
早いもので新年が明けて、もう一ヶ月が経とうとしています。

ここ数年なかなか自分の仕事ぶりについて自分自身で振り返る事も無く、
どうすれば良い監督になれるか、どうすれば効率の良い仕事が出来るか、
ばかりを気にしていた様に思います。
一見前向きで良い事の様に思えますが、肝心な初心を忘れていたのでは?
と先日唐突に思いました。
前ばかり見ていないで、一旦立ち止まって後ろを振り返る事も大切な事だと
思います。
年始めにこんな風に思ったので、今年は「初心忘るべからず」で
今までの仕事内容をもう一度見直しながら業務を進めて行こうと思いました。

さて、現在工事中の現場で使うフロアー材です。
フロアー材
表面がスプーンでえぐり取った様な仕上げです。
「亀甲仕上げ」と呼ぶそうですが、この木材表面の模様付けは
「茶道や俳諧の世界から生まれた“侘び・寂び”に通じるもので、
華美に走らず、さりげない表情の中に味わい深さや趣、格調を表す」
そうです。
何やら堅苦しい説明で私も扱うのは初めてですが、
どんな風に出来上がるか楽しみなのは確かです。
この仕上げは最新の仕上げ方法ではなく、
昔ながらの伝統技術を基に作っているそうです。
これも何処かで誰かが昔を振り返って現在に蘇ったものでしょう。
一度振り返ってみると逆に新しい発見があるかもしれません。

施工管理課 両角

posted by sekou at 11:56| Comment(0) | Morozumi

2009年12月01日

発想力

こんにちは、施工管理課の両角です。

さて、今回は先日お引き渡しをさせて頂いたE邸での
「発想力」の紹介をさせて頂きます。

早速ですがこの写真をご覧下さい。
何が貼ってあるとおもいます
キッチン前の腰壁の写真ですが、何が貼ってあると思います?
無垢板(本物の木の床板の様な物)が縦に貼ってある様に見えませんか?
違うんです。
実は、ただのベニヤ板(正確にはシナベニヤ)なんです。
本来、真っ平らなベニヤ板ですが、大工さんに電動ノコギリで
2mm程の溝を均等に入れてもらいました。
たったこれだけの事で何のおもしろみのない板がグッと冴えてきます。
こうして種明かしをしてしまうと「な〜んだ、それだけの事か」と
思ってしまうかもしれませんが、
大切な事は「それだけの事」を発想する力!
設計担当の中込さん、見事です!
大坂常務、早川チーフにも検査の際に見て頂きましたが、
二人ともこれがベニヤ板とは言うまで気が付きませんでした。
シテヤッタリです!(笑)

因みにこれが加工なしのベニヤ。
ベニヤ板です

言うまでもなく、この発想力を実現させるには職人さんがあっての事です。
こちらの指示に果敢にチャレンジしてくれて、そして見事キレイに仕上げてくれる。
感謝、感謝です。


施工管理課 両角

posted by sekou at 09:00| Comment(0) | Morozumi

2009年10月13日

「自然の猛威」

台風も過ぎ金木犀の香りが心地良く漂う季節となりました。
皆さん如何お過ごしでしょうか。施工管理課の両角です。

2年ぶりに台風が本州に上陸しましたが
皆さん大丈夫でしたでしょうか?
大自然は忘れた頃にその猛威を思い出させてくれます。
藤沢在住の私ですが、
海岸線沿いは大分被害を受けていたようです。

七里ヶ浜の駐車場は見事に波が打ち上げています。
七里ガ浜の駐車場

R134も同様に・・・。
ルート134 

結果見事に崩壊。
台風通過後 
大自然の猛威を目の当りにすると自分が如何に無力か思い知らされます。
そんな大自然様が最近世界規模でご立腹の様な気がしてなりません。
昨今の異常気象に始まり、スマトラ、サモアの大地震、
最近では日本でも竜巻、突風の被害が出てきているみたいです。
ではなぜ大自然様はご立腹なのでしょう?
やはり人間のエゴに依る環境破壊のせいではないでしょうか?
数年前に比べエコ意識が大分高まってきてはいると思いますが、
もう一度自分達に出来る事を一つ一つやっていこうと思います。

施工管理課 両角

 

 

posted by sekou at 11:29| Comment(0) | Morozumi

2009年08月25日

はじめまして!

はじめまして、
優建築工房のニューフェイス両角(モロズミ)敏成と申します。
皆様よろしくお願いします。

さて、初ブログという事で自己紹介の方を簡単にさせて頂きたいと思います。

長野県茅野市という標高1000mのド田舎に生まれ、
小学校、中学校と平凡な田舎暮らしを満喫し、
建築に興味を持ったのは高校の時でした。
もともと何かを作ったり、絵を描いたりする事が好きで
漠然とそういった関係の仕事がしたいと思っていたところ、
担任の先生からの薦めもあり、都内の建築専門学校へ入学。
当初は設計がやりたかったので建築設計科で設計を学びましたが、
図面上だけでは、チンプンカンプン。これではイカンと思い、
とりあえず造っている所を直に見れる現場監督をやろう!
と都内の工務店に就職。
就職して一年も経たないうちに住宅の現場監督の
面白さにどっぷりはまり、現在に至る。

といった感じで現在現場監督の道を究めんと日々精進しております。

21歳の時にこの業界に入り、今年で33歳になります。
約12年のキャリアがありますが、「一人前」と呼べるにはまだまだ
未熟な部分も多く、また建築の奥の深さを痛感している今日この頃です。
ただ一つ胸を張って言える事は手抜き工事を一件もしてこなかった事。
当たり前の様に思うかもしれませんが建築業界の昨今、
手抜き工事や無理なコストダウンで利益を出している会社は残念ながらあり、
当たり前の事を当たり前にやらせてもらえる会社環境は少なくなってきています。
そんな中、優建築工房では「お客様の家をお客様の為に造る」という
当たり前の事が出来、それをお客様にも解って頂けている。
自分は恵まれた環境の中で仕事が出来ているのだと思います。
そして、そんな環境の中で働ける事に感謝したいと思います。

管理施工課 両角(モロズミ)

posted by sekou at 16:13| Comment(0) | Morozumi