こんにちは。施工管理課の井出です。
もう12月間近、あっという間に今年も終わってしまいそうですが、
この季節、雪山が好きな私はワクワクしております。
今回は先日、リフレッシュ休暇を頂いたときのお話をさせて頂きます。
私は、休みとあらば、趣味の家具造りに没頭します。
今回は、学生時代からの知り合いが飲食店をOPENさせるとの事で、
お祝いに、お店で使うテーブルを造ることとなりました。
ですが正直、1人では難しい。というか造れなさそうです(汗)
しかも2台。
そこで!今回は学生時代からの友人が家具職人をしており、
その友人に工房を借りて手伝ってもらい・・・
ほとんど教えてもらいましたが (笑)、造って参りました!
まず材料は杉を調達しました。
お店のテーブルには少し柔らかいですが、
内装で杉を多く使用していたので、そちらに合わせて。
天板はこれらを4枚をはぎ合わせます。
1枚1枚削り出し、色味のバランスを見ながら4枚ずつ並べます。
何度も並べ替えましたが、このバランスが1番良さそうでした!
1枚1枚の木の間には、ビスケットと呼ばれる部材を入れて、
ボンドをしっかりと入れました。
作業に夢中で写真を取り忘れてしまったので、イメージ写真です。
名前の由来は、お菓子のビスケットに似ているから。そのまんまです。
それを、はぎ合わせるためにプレス機という機械で上から圧力を掛け、
接着出来るまで乾燥させます。今回は、まる1日乾燥させました。
ここでしっかりと圧着させないと、後に開いてしまう事があるので、
重要な過程です。
次に脚の部分の部材を、残りの材料から切り出します。
はめ込んで組み上げられるようにホゾ加工をしておきました。
これで、やっと使用する部材が完成しました。
これらを一気に組み上げます。
そして、最後にウレタン塗装を施し、無事に完成することが出来ました!
家具職人の友人のおかげで、なんとかカタチになり、
今は無事にお店で使用してくれています。
今回は、普段の仕事では体験できない
貴重な経験をすることが出来ました。
勉強になることばかりの充実した
リフレッシュ休暇を過ごせました。
造り方は、なんとなく知っておりましたが、
知っていること、それを実際に行うとでは、
全く違う事なのだと痛感しました。
(当たり前ですが・・・)
終止、友人に助けてもらってばかりでしたが、
天板の色味のバランスは我ながら良かったと思います!
施工管理課 井出
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